【パターン別】メルカリまとめ買い時のコメント・例文の書き方を紹介

【パターン別】メルカリまとめ買い時のコメント・例文の書き方

こんにちは。フリマの先生みきです。

メルカリでまとめ買いをお願いしたい時、どんなコメントを送ればいいか悩んでいませんか?

「丁寧にお願いしたいけど、公式機能とコメント欄どっちがいいの?」とか、「値下げ交渉や20%以上の値引きって、どう切り出せばいいんだろう…」と迷ってしまいますよね。

それに、購入者側だけでなく、出品者として承諾する時や断り方の例文を知りたい方もいるかもしれません。公式機能からの依頼ならまだしも、コメントで無茶な交渉が来たらどうしよう…とか。

せっかく交渉がまとまっても、コメント欄でやり取りしている間に他の人に横取りされたり、即購入したいのに出品者さんから返信が来ないと不安になったり…。

まとめ買いって、意外と悩みどころが多いんです。

この記事では、そんな「メルカリ まとめ買い コメント 例文」に関するお悩みをまるっと解決します。

購入者側から、専用ページ作成の依頼や取引完了後のお礼コメントまで、そのまま使える例文をシーン別にたっぷり紹介しますね。

  • まとめ買い依頼の基本マナーと2つの方法
  • 購入者向け:公式機能・値下げ・即購入などシーン別コメント例文
  • 出品者向け:承諾・断り方の失礼のない返信例文
  • 横取りなどのリスク回避や応用テクニック

メルカリまとめ買い時のコメント例文:購入者編

メルカリでまとめ買いを検討している日本人女性が、自宅でスマートフォンを操作している様子。丁寧に取引を考えるシーン。

まずは、購入者としてまとめ買いをお願いする時のコメント例文です。

メルカリの「まとめ買い」には、公式の「まとめ買い依頼」機能を使う方法と、商品ページのコメント欄で直接交渉する方法の2種類があります。

どちらも一長一短ありますが、シチュエーションに合わせて使い分けるのが賢いやり方。それぞれの場面で「これさえ送ればOK!」という例文を見ていきましょう。

公式機能で使える丁寧なコメント

2023年に導入されたメルカリの「まとめ買い依頼」機能。

これは、購入者がシステムを通じて、同一出品者さんの商品を最大10点まで選択し、希望する金額(最大20%割引まで)を提示して依頼できる機能です。

この機能、最大のポイントは「コメントが任意(必須ではない)」という点。

でも、私は「任意だからこそ、一言添える」ことを強くオススメします。

なぜなら、システム的な依頼に「人間味」のある一言が加わるだけで、出品者さんの心理的なハードルが下がり、承諾されやすくなると思うからです。「この人、丁寧だな」と安心してもらえるのが大きいですね。

【例文1:シンプル・万能型】

はじめまして。まとめ買い機能から依頼させていただきました。 内容をご確認の上、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

【例文2:商品へのポジティブな言及型】

素敵なお品ばかりで、まとめて購入させていただきたいです。 お手数ですが、ご確認よろしくお願いいたします。

【例文3:交渉の根拠を添える型】

コメント失礼いたします。 2点おまとめいただくことで、送料が少しお安くなるかと思い、提示させていただいた金額でお願いできませんでしょうか。 ご検討いただけますと幸いです。

どうでしょう?

ただ無言で20%OFFの依頼が飛んでくるより、こうした一言があるだけで、出品者さんも「よし、対応しようかな」という気持ちになりやすいと思いませんか?

補足:ボタンが表示されない時は?

「まとめ買いをお願いする」ボタン自体が表示されない場合、それはエラーではなく、依頼できないカテゴリの商品が含まれている可能性が高いです。

以下のカテゴリは対象外なので、コメント欄での交渉が必要になります。

  • 食品
  • スマートフォン本体
  • 梱包・発送たのメル便が設定されている商品

これらの商品は、配送管理や個体管理(スマホ)が複雑なため、システムが自動で「まとめる」のに適していないんですね。

値下げ交渉をしたい時の例文

自宅のリビングでスマホを操作しながら、丁寧に値下げ交渉をしている日本人男性。落ち着いた雰囲気の交渉シーン。

公式機能が使えない商品(上記)や、10点を超えるまとめ買い、あるいは20%を超える値引きをお願いしたい場合。これはもう、伝統的な「コメント欄」での直接交渉一択ですね。

コメント欄交渉は自由度が高い反面、マナーが問われます。ここで失敗しない最大のコツは、なぜ値下げしてほしいのか」という客観的な根拠をしっかり示すことです。

そして、その最強の根拠が送料です。

「まとめて送ることで、出品者さんの送料負担も減りますよね? だから、その浮いた分を少しお値引きしていただけませんか?」というロジックは、出品者さんにとって最も納得しやすい提案なんです。

ただし、ここで購入者側も知っておくべき「落とし穴」があります。

それは、「まとめると、逆に送料が高くなる」ケースです。

送料変動のよくあるパターン

例えば、こんなパターンを知っておくと、無茶な交渉を防げます。

組み合わせ 個別発送(合計) まとめ後 差額(値引き原資)
【利益が出る例】 ネコポス(210円) x 2点 420円 ネコポス(210円) x 1点 (※薄手の服2枚など) +210円(値引き原資)
【赤字になる例】 ネコポス(210円) x 2点 420円 宅急便コンパクト(520円) (※厚みが出てしまった) -100円(赤字)
【利益が出る例】 ゆうパケットポスト(220円) x 2点 440円 ゆうパケットポスト(220円) x 1点 +220円(値引き原資)
【利益が出るか微妙な例】 ゆうパケットポスト(220円) x 3点 660円 ゆうパケットプラス(520円) +140円(値引き原資) (※3点分の値引き要求額が140円を超えると赤字)

※送料は2025年現在の概算です。梱包資材費(箱代70円など)も考慮が必要です。

このように、まとめた後のサイズが「ネコポス」や「ゆうパケットポスト」の規格内に収まるなら利益が出ますが、サイズアップして「宅急便コンパクト」や「ゆうパケットプラス」になると、逆に送料が高くなる(赤字になる)ケースも頻繁にあるんです。

この「利益が出るパターン」を狙って交渉するのが、お互いにとってWin-Winですね。

【例文1:送料分の値引きを依頼】

はじめまして。コメント失礼いたします。 こちらの商品と、別途出品されている「〇〇(商品名)」の2点をまとめて購入希望です。(※どちらも薄手で、同梱してもネコポスで送れそう、などと想定) もし同梱していただくことで送料がお安くなるようでしたら、大変恐縮ですが、その分(〇〇円程度)お値引きいただくことは可能でしょうか? ご検討いただけますと幸いです。

【例文2:希望金額を明確に提示】

コメント失礼いたします。 こちらの商品と、「〇〇」「△△」の計3点を購入希望です。 不躾なお願いで大変恐縮ですが、3点まとめて〇〇円にて即決させていただくことは可能でしょうか? ご検討よろしくお願いいたします。

ポイントは、「送料が浮くはず」という出品者側のメリットを提示すること。

「ただ安くして」ではなく、「お互いにとってメリットがありますよね」というスタンスが大切です。

メルカリのうまい値下げ交渉テクニックとコピペで使える例文を紹介」の記事では値下げ交渉を上手に行うコツについて詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

即購入したい時の例文

「値下げ交渉は面倒!」「とにかく横取りされる前に、早くまとめてほしい!」という場合も多いですよね。

特に人気商品や「いいね!」がたくさん付いている商品は、交渉コメントのやり取りをしている最中に、第三者に元の価格でサッと買われてしまう(横取り)リスクがあります。

なぜなら、メルカリのルールはあくまで「早い者勝ち」だからです。たとえコメント欄で「〇〇さんと交渉中です」と書いてあっても、先に購入ボタンを押した人が優先されるのが公式ルール。

これはもう、メルカリを使う上での大前提ですね。(出典:メルカリガイド「独自ルール(「専用」など)」

このリスクを回避するには、値下げ交渉をせず、「購入意思」と「専用ページ作成」のお願いを、いかに明確に・素早く伝えるかがカギになります。

【例文:即購入の意思を伝える】

はじめまして。コメント失礼いたします。 こちらの商品と、別途出品されている「〇〇(商品名)」をまとめて購入希望です。 お値段はこのままで構いませんので、よろしければ専用ページを作成していただくことは可能でしょうか? 作成いただけましたら、すぐに購入させていただきます。 お手数ですが、よろしくお願いいたします。

「お値段はこのままでOK」「すぐに購入します」という2点をハッキリ伝えることで、出品者さん(=売る側)に「この人は手間なく・確実に買ってくれるお客さんだ」と認識してもらえます。これが、素早い対応(専用ページ作成)を引き出す一番の近道ですよ。

20%以上の値引き交渉コメント

自宅のテーブルでスマートフォンを操作しながら、慎重に大幅な割引交渉をしようとしている日本人女性。控えめで丁寧な態度。

これははっきり言って、上級編です。というより、基本的にはオススメしません。

なぜなら、メルカリの公式機能が「最大20%割引」を一つの目安として設定したことで、ユーザーの間にも「値引きはせいぜい20%までがマナー」という暗黙の了解が生まれつつあるからです。それを超える交渉は、出品者さんによっては「失礼だ」「常識がない」と感じさせてしまうリスクが非常に高いです。

もし、それでも挑戦したい…という場合は、「断られて当たり前」「ブロックされるかもしれない」という覚悟の上で、最大限の丁寧さと、相手が納得せざるを得ないような「特別な理由」が必要になるかなと思います。

例えば、以下のようなケースです。

  • 公式機能の上限(10点)を超える、11点以上の「超」大量購入である。
  • 出品から何ヶ月も経過しており、どう見ても在庫処分に困っていそう。
  • (自分でしっかりリサーチした上で)どう見ても、設定価格が現在の相場より大幅に高い。

【例文:高額・大量購入時の交渉】

コメント失礼いたします。 〇〇様の素敵なお品を拝見し、ぜひまとめて購入させていただきたく、以下の11点(※)のまとめ買いを検討しております。 (ここに商品リストを箇条書きで記載…) 合計金額〇〇円のところ、大変不躾かつ無理なお願いとは重々承知の上なのですが、すべてまとめて〇〇円(希望額)でお譲りいただくことは、さすがに難しいでしょうか? もしご気分を害されましたら、本当に申し訳ありません。コメントは削除していただいて構いません。 ご検討いただけますと幸いです。

(※公式機能は最大10点までのため、11点以上はコメント交渉一択です)

正直なところ、20%を超える値引きは「断られて当たり前」くらいの気持ちでお願いするのがマナーかなと思います。

出品者さんの利益や、出品までの手間(撮影、採寸、説明文作成…)を尊重する姿勢がなによりも大切ですね。

専用ページ作成を依頼する例文

さて、コメント欄での交渉が無事に成立したとします。「では、3点で〇〇円でOKです」と出品者さんから返事が来ました。ここで、安心してはいけません。

そのまま「ありがとうございます!買います!」と返して、3つの商品を個別に購入手続きしては、まったく意味がありません(送料も3つ分かかりますし、金額も元のままです)。

交渉が成立したら、次は出品者さんに、交渉が成立した商品と金額で、あなた専用のまとめ買いページを、新しく1つ作成してもらうようお願いする必要があります。

(この「専用ページ」自体も、メルカリの公式機能ではなく、あくまでユーザー間のローカルルール・慣習である、という点も覚えておいてくださいね)

【例文:交渉成立後の依頼】

お値下げ(ご対応)ありがとうございます! ぜひ、その内容(3点で〇〇円)で購入させていただきたいです。 お手数をおかけして大変申し訳ないのですが、そちらの3点をまとめた専用ページの作成をお願いできますでしょうか? 作成確認次第、すぐに購入手続きいたします。 よろしくお願いいたします。

ポイントは「専用ページをお願いします」と明確に伝えることと、「すぐに購入します」という意思を改めて示すことです。

この「専用ページ」が作成されたら、他の人に横取りされる前に、できる限り速やかに購入手続きに進むのが購入者としてのマナーですよ。

メルカリまとめ買い時のコメント例文:出品者と応用

メルカリで出品対応中の日本人女性が、自宅オフィスで複数の注文を確認しながら発送準備をしている様子。出品者側のやりとりをイメージした場面。

ここからは視点を変えて、あなたが出品者としてまとめ買いの依頼を受けた時の返信例文や、購入者・出品者どちらも知っておくべき応用テクニックを紹介しますね。

まとめ買いの依頼は、出品者にとっては売上アップと在庫整理の大きなチャンスです。

でも同時に、「え、どう対応すればいいの?」「この値引き、受けるべき?」と迷う場面でもあります。スマートに対応して、お互い気持ちの良い取引にしましょう。

出品者向け:承諾するときの返信

購入者さんからまとめ買いの依頼が来たら、チャンス到来です! まずは依頼(コメント)をくれたことに感謝を伝え、迅速・丁寧に対応して、購入者さんを安心させましょう。

公式機能で依頼が来た場合

購入者さんが希望額(最大20%OFFまで)を提示してくれます。出品者側がやることは、その内容(商品と金額)を確認し、「依頼を受ける」(承諾)か「依頼を断る」かを選ぶだけ。非常にシンプルです。

「依頼を受ける」ボタンを押せば、メルカリが自動でまとめ買いページを作成してくれます。基本的にはそれだけでOKですが、承諾後に取引メッセージ(自動作成されたページのコメント欄ではなく、個別の取引メッセージ)で一言送ると、より丁寧で安心感が出ますね。

【例文:取引メッセージ】

〇〇様 この度は、まとめ買い依頼をいただきありがとうございます。 先ほど依頼を承諾し、専用ページが自動作成されましたので、内容をご確認の上、お手続きをお願いいたします。 この度もよろしくお願いいたします。

【出品者側のチェックポイント】
承諾する前に、自動作成されるページの「配送方法」や「発送までの日数」が、まとめた後の実態(梱包サイズや準備期間)と合っているか、頭の中でシミュレーションしておくと安心です。自動作成された後でも、購入される前なら編集は可能です。

コメント欄で依頼が来た場合

こちらは手動での対応が必要です。「〇〇と△△をまとめて〇〇円で」という交渉が成立したら、あなたが自分で「専用ページ」を手動で作成(新規出品)する必要があります。

コメント欄でのやり取りは、「横取り」のリスクと常に隣り合わせです。交渉がまとまったら、可能な限り「スピード」を意識して対応しましょう。

【例文:コメント欄での返信】

〇〇様 コメントありがとうございます。 2点おまとめで、〇〇円ですね。承知いたしました。 ただいま、こちらのコメントのすぐ上に〇〇様専用ページを作成いたしました。 (※可能なら1枚目の画像を「〇〇様専用」などに変更する) 内容をご確認の上、ご購入手続きをお願いいたします。よろしくお願いいたします。

このように、コメントで返信すると同時に専用ページを作成し、購入者さんをスムーズに誘導するのが一番安全かなと思います。

出品者向け:断り方の例文

残念ながら、すべての依頼に応えられるわけではありませんよね。特に「送料が逆に高くなる」ケースや「常識の範囲を超える無理な値引き」は、丁寧にお断りする必要があります。

角を立てずに(=相手の気分を害さずに)お断りする最大のコツは、「あなたの利益を削りたくないから」という主観的な理由ではなく、「システムの構造上、不可能なのです」という客観的な理由を伝えることです。

【例文1:送料が上がる(赤字になる)場合】

〇〇様、コメントありがとうございます。 ご依頼いただいた2点(ネコポスとネコポス)なのですが、おまとめすると厚みで規格を超えてしまい、宅急便コンパクト(または宅急便60サイズ)での発送となってしまいます。 個別に発送する(210円+210円=420円)よりも、おまとめした方が送料が(520円~)と逆に高くなってしまうため、誠に申し訳ございませんが、おまとめ(とそれに伴う値引き)は致しかねます。 ご期待に沿えず申し訳ありません。よろしければ、現在の価格で個別にご購入いただけますと幸いです。

【例文2:無理な値引き(20%超など)の場合】

〇〇様、コメントありがとうございます。 大変申し訳ないのですが、こちらの商品は手数料と送料を考慮しますと、ご提示いただいた金額までのお値下げは難しいです。 (※もし代替案が出せるなら)間をとって〇〇円まででしたら頑張らせていただきますが、いかがでしょうか。 ご期待に沿えず申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。

【例文3:出品直後などの場合】

〇〇様、コメントありがとうございます。 大変申し訳ございませんが、こちらの商品は出品したばかり(または、お値下げしたばかり)ですので、今のところ更なるお値引きは考えておりません。 ご希望に沿えず申し訳ありません。

「利益が出ないから嫌だ」と主観で断るより、「送料や手数料のシステム上、難しい」と客観的な事実を伝えた方が、購入者さんも「それなら仕方ない」と納得しやすいかなと思います。

ですが、普段の取引では「いきなり半額にしてください」や「100円だけ」といった、さまざまな値下げ交渉が日々届きますよね。

そういった、まとめ買い以外のあらゆる値下げ交渉に対して、相手に不快感を与えずに「やんわり」と、でも「きっぱり」と断るための具体的なテクニックと例文集は、こちらの記事でたっぷりご紹介していますよ。

参考記事: メルカリの値下げ交渉をやんわり断る方法を徹底解説【例文多数あり】

横取り防止のためのコメント依頼

専用ページの横取りを防ぐために慎重なメッセージを送る日本人女性。ソファでスマホを操作しながら真剣な表情を見せる。

これは再び、購入者側に戻っての応用テクニックです。

コメント欄で交渉し、「専用ページ」が作成された!…と喜んだ瞬間、話の流れを見ていた第三者にサッと購入されてしまう…。これは本当にショックですよね。

この最悪の事態「横取り」をシステム的に(物理的に)防ぐため、出品者さんに「ある一手間」をお願いするコメントです。

【例文:高額設定の依頼(購入者から出品者へ)】

ご対応ありがとうございます! 専用ページ作成、よろしくお願いいたします。

重ねて大変恐縮なのですが、もし可能でしたら、横取り防止のため、一度「9,999,999円」などの誰も買えない高額な値段で専用ページを出品していただき、 私が「購入準備ができました」とこちらのコメント欄からご連絡したタイミングで、 元の交渉価格(〇〇円)に戻していただく…といったご対応は可能でしょうか?

出品者様に多大なお手数をおかけしてしまうことは重々承知しております…。 もし難しければ、通常通りの作成で構いません! ご検討いただけますと幸いです。

このように、購入者側から「高額設定」をお願いすることで横取りリスクを減らせますが、出品者側も「なぜ横取りが起こるのか」「横取りする人の心理」を理解しておくことは非常に重要です。専用ページのリスクや、出品者が知っておくべきさらなる対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

参考記事: メルカリ専用出品ページの横取りが楽しい?出品者が知るべき落とし穴

このテクニックの仕組み

  1. 出品者が、あり得ない高額(例:999万円)で専用ページを作成。
  2. 第三者は、高すぎて購入ボタンを押せない(押さない)。
  3. 購入依頼者が、購入できる状態(スマホを握りしめ、支払準備OK)になってから、「準備できました!」とコメント。
  4. 出品者が、そのコメントを見て、価格を交渉後の正しい金額(例:3,000円)に修正。
  5. 依頼者が、即座に購入ボタンを押す。

これはメルカリのシステムを利用した、ユーザー間で生まれた自衛策のようなものですね。出品者さんに追加の「手間」と「張り付き時間」をお願いすることになるので、「大変恐縮ですが」「もし可能でしたら」という謙虚な姿勢でお願いするのが絶対条件です。

 

返信が来ない時の確認コメント

まとめ買いの依頼をしたはいいけれど、出品者さんからなかなか返信が来ない…。

公式機能を使った依頼なら、出品者さんが24時間以内に「承諾」か「断る」を選ばないと自動的にキャンセル(非成立)になるので、まだ終わりが見えます。

でも、コメント欄での交渉は、そのまま放置されてしまうことも…。

催促するようで気が引けますが、まる1日(24時間)経っても何の音沙汰もない場合は、見落とされている可能性もあります。そんな時は「催促」ではなく「確認」の形で、やさしくコメントしてみましょう。

【例文:確認コメント】

〇〇様 先日、まとめ買いのご相談でコメントさせていただいた者です。 ご多忙のところ大変恐縮ですが、その後いかがでしょうか?

もし通知がご迷惑でしたら申し訳ありません。 ご対応が難しいようでしたら、それはそれで構いませんので、一言お返事いただけますと幸いです。 (または、もし難しいようでしたら、今回は諦めますね)

お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。

「いかがでしょうか?」と状況を伺う形にし、「難しいなら大丈夫です」「諦めます」と、相手の逃げ道(断る選択肢)も作ってあげるのがポイントです。

こうすることで、相手も「ああ、ごめん、忘れてた!送料計算してた!」と返信しやすくなる心理効果があるかなと思います。

取引完了後のお礼コメント

商品を受け取って満足そうにスマートフォンでお礼メッセージを送る日本人女性。明るい部屋での喜びのワンシーン。

無事にまとめ買いした商品が届き、中身を確認したら、取引の最後は「評価」です。

特にコメント欄でのまとめ買いは、出品者さんも交渉のやり取り、送料の再計算、専用ページの作成など、通常よりも多くの手間がかかっています。

評価コメントで、その追加の手間(=ご厚意)への感謝を改めて伝えると、お互いにとても気持ちの良い取引で締めくくれますね。

【例文:評価コメント】

本日、無事に商品を受け取りました。 この度は、まとめ買いへのご丁寧な対応、ならびに迅速な発送を誠にありがとうございました。 どのお品物もとても素敵で、大変満足しております。 また機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

「まとめ買い対応への感謝」を一言しっかり入れるだけで、出品者さんも「ああ、手間だったけど、ちゃんと対応して良かったな」「この購入者さん、わかってくれる人だな」と、とても良い気持ちになってくれるはずです。

こした信頼関係が、次のリピート購入にも繋がったりするんですよね。

メルカリまとめ買い時のコメント・例文の総括

今回は、「メルカリ まとめ買い コメント 例文」をテーマに、購入者側と出品者側、両方のシチュエーションを想定して、かなり具体的に解説してみました。

一番大切なのは、「システム(機能)」と「人間(コメント)」を上手に使い分けることかなと思います。

それぞれのメリット・デメリットをおさらいしてみましょう。

アプローチ メリット デメリット
公式「まとめ買い依頼」機能 ・手軽(ボタン操作で完結) ・安全(横取りリスク低い) ・交渉がシステム化されている ・最大10点まで ・最大20%割引まで ・対象外カテゴリがある
伝統的な「コメント欄」交渉 ・制限なし(11点以上OK) ・制限なし(20%超も理論上可) ・対象外カテゴリでもOK ・手間がかかる(手動作成) ・横取りリスクが高い ・交渉決裂やマナー違反のリスク

手軽さと安全性を取るなら「公式機能」。自由度と大きな割引(の可能性)を取るなら「コメント欄」。あなたの目的や商品の状況に合わせて、賢く使い分けたいですね。

そして、どちらの方法を選ぶにしても、忘れてはいけないのは、画面の向こうには、あなたと同じ「人」がいるということです。

丁寧な言葉遣いと、相手の手間や気持ちを想像する、ちょっとした気遣い。それこそが、結局は一番スムーズで、お互いに「得」をする(=気持ちの良い取引ができる)最強のテクニックなんだと、私は思います。

ぜひ、この記事の例文をあなたの「武器」として参考に、メルカリでの「まとめ買い」にチャレンジしてみてくださいね!

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この記事を書いた人
みき*フリマアプリの先生

月収5万円の元パート主婦(3児の母)。フリマ物販で独立し、最高月収200万円を達成。
現在は物販スクールを運営し、指導実績は800名以上。読売テレビ『金曜日はパフェ』に専門家として出演。Instagramフォロワーは3.8万人を突破し、月20万以上達成する受講生を多数輩出している。
物販初心者が「私にもできた!」と最速で結果を出すための、自身の全経験に基づいた販売テクニックや知識を発信中。

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